高尿酸血症

・高尿酸血症とは、男女問わず血液検査にて尿酸値が7.0mg/dl以上のことをいいます。

・高尿酸血症が続くと、関節や腎臓、尿路などに結晶として沈着し、炎症が起こることで関節の痛風発作（足の親指の付け根、足首、手首などの腫れと激痛）や尿路結石の原因となります。また慢性的に腎臓で炎症が起こることで腎不全など重篤な合併症を引き起こすこともあります。

・症状がない方でも、高血圧などの生活習慣病がある方や、心臓や腎臓などに不安がある方は、お薬での治療を考えましょう。

高尿酸血症/痛風ってなに？

高尿酸血症とは、男女問わず血液検査にて尿酸値が7.0mg/dl以上のことと定義されています。高尿酸血症が続くと、関節や腎臓、尿路などに結晶として沈着し、炎症が起こることで関節の痛風発作（足の親指の付け根、足首、手首などの腫れと激痛）や尿路結石の原因となります。また慢性的に腎臓で炎症が起こることで腎不全など重篤な合併症を引き起こすこともあります。

頻度は全人口の男性で20%、女性で5%程度と言われています。また高尿酸血症の80%には、高血圧や肥満、耐糖能異常や、脂質異常症といった生活習慣病が合併しているとも言われています。

高尿酸血症と言われたら？

痛風の症状がある方、または痛風になったことがある方はお薬での治療の対象です。またメタボリックシンドロームなど生活習慣病を発症するリスクがありますので、生活習慣の是正が望まれます。特に普段の食事では、糖質や肉類、海産物の過剰摂取や飲酒には注意が必要です。

症状がない方でも、高血圧などの生活習慣病がある方や、心臓や腎臓などに不安がある方は、お薬での治療が検討されます。お気軽にご相談ください。

参照：高尿酸血症・痛風のガイドライン2019

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